宮城県名取市の県警察学校では9月29日、卒業式が行われ、半年間の研修を終えた卒業生53人が、警察官としての一歩を踏み出しました。
卒業生答辞
「安全安心な地域社会の実現のため、全力で職務にあたることを固く!誓います!」
県警察学校で行われた卒業式には、今年4月に警察学校に入り、半年間、警察官としての知識や技能を学んだ22歳から35歳までの初任科学生の53人が出席しました。
式では、学校長から卒業生の代表に卒業証書が手渡された後、岩元正一警務部長が「創意工夫の精神を常に心にとどめ、県民の安全、安心を守るため全力を尽くしてほしい」と訓示しました。
鈴木大文巡査(23)
「大変だったのは、毎日の教場での教養です。毎日新しい知識や技能を自分の中に取り込まなくてはいけない中で、日々成長していく、そのようなことが大変でした」
菅原羽奈巡査(23)
「犯人や悪に対してはひるまず、困っている人に対しては寄り添うなど、強さと優しさを兼ね備えた、警察官になりたいと思っています」
卒業を迎えた53人は、9月29日付けで県内14の警察署に配属され、警察官として新たな一歩を踏み出します。