配達灯油の暫定価格が過去最も高くなる中、みやぎ生協は、9月29日から灯油の配達販売を始めました。

宮城県内の約4万2000世帯に灯油を配達しているみやぎ生協は、冬に向け、29日から今年の配達を始めました。

この冬の配達灯油の暫定価格は、18リットルあたり2250円で、暫定価格を導入した1986年度以降で最も高くなりました。

原油の供給量の増加などみられた2016年は1116円で、今より1000円以上安くなっています。

みやぎ生協は、「近年は中東情勢による原油価格の高騰や、輸送にかかる経費の上昇などにより、価格が高止まりしている」としています。

みやぎ生協 高橋優太さん
「2000円を超えてから、すごく高いというお声はいただいております。近年、値段が上がってから、一軒あたりの灯油の使用料が減っているのが実感としてある」

みやぎ生協の配達は9月29日から来年4月24日までです。

仙台放送
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