出産した赤ちゃんをゴミ箱に置き去りにして殺害しようとした罪に問われている女に検察側は懲役4年を求刑しました。
北川望歩被告は去年6月、東京・練馬区のマンションで出産した赤ちゃんを隣接するアパートのゴミ箱に置き去りにして殺害しようとした罪に問われています。
29日の裁判で、検察側は「赤ちゃんの生死に関心がなかった」としたうえで、「殺人が未遂にとどまったのは偶然発見されたからに過ぎない」と指摘し、懲役4年を求刑しました。
一方、弁護側は「再犯の可能性は低い」などとして懲役3年、執行猶予5年の保護観察付きの判決を求めました。
判決は10月6日に言い渡されます。