保育士の離職率が増加傾向にあることを受け、仙台市は職場での悩みなどを匿名でも相談できる電話相談窓口を、9月29日、開設します。

仙台市が市内の民間保育施設・約380施設に行ったアンケートによりますと、保育士の離職率は新型コロナ禍に入り、減少傾向にあったものの、2年ほど前から再び増加傾向に転じ、2023年度は15.1パーセントと、コロナ禍前と同じ水準になっているということです。

離職の理由は職場の変更、体調不良、結婚などが多く、仙台市は保育現場の離職を防ごうと仕事上での悩みや不安などを電話で相談できる窓口を29日、開設します。

事前予約が必要で、仙台市が委託した保育士や臨床心理士に対し、匿名でも相談することができます。

相談の予約受け付けは正午から始まり、窓口の対応は月曜から金曜の午前10時から午後7時となっています。

仙台放送
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