世界自然遺産に登録されている沖縄本島北部の森で、ヤンバルテナガコガネなど希少な野生生物を密猟者から守るための合同パトロールが行われました。
27日に実施された夜間パトロールでは、沖縄県や環境省、警察などが合同で林道を巡回して不審な人物や生き物を捕獲する罠が設置されていないかを確認しました。
やんばるの森には絶滅が危惧される希少な野生生物が数多く生息していますが、これまでにヤンバルテナガコガネを採取した痕跡が見つかるなど、密猟の懸念が高まっています。
県や環境省などは貴重な生態系を脅かす深刻な問題だとして今後も定期的にパトロールを行い、密猟対策を強化することにしています。