歯の治療記録をもとに遺体の身元を特定する研修会が9月27日函館市で行われました。

 人形に一礼して研修会は始まりました。

 災害や事故などで発見された身元不明の遺体はレントゲン写真など歯の治療記録を使うとより早い身元の特定につなげられます。

 函館市での研修会には歯科医師のほか、警察や海保の職員らが参加し身元特定の技術を学んでいました。

 「函館方面でも(年間)1000体近くの変死体があります。孤独死とかありますので、それに対応していかなければいけないかなと思います」(深瀬デンタルクリニック 深瀬寛也院長)

 主催した歯科医師らはこうした研修会を国や自治体が制度化してくれればと話しています。

北海道文化放送
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