北海道南部の北斗市の畑で9月28日朝、大量のクマの足跡とフン1個が見つかり、近くの農業用ハウスでブドウが食い荒らされているのが分かりました。

 クマの痕跡が見つかったのは北斗市中野の住宅敷地内の畑です。

 28日午前10時ごろ、住人の60代女性がクマの足跡とフンがあるのを見つけ、110番通報しました。

 警察と市職員、ハンターが現場に駆け付け、クマの足跡をたどると、50メートルほど離れた農家の住宅敷地にある農業用ハウスの中まで足跡が続いていました。

 ハウスで栽培されていたブドウの木6本のうち5本のブドウが食い荒らされ、棚も壊されていました。

 足跡などからクマは1頭で、成獣とみられています。

 警察などは住民に注意を呼びかけるとともに、警戒を強めています。

北海道文化放送
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