北海道東部の標津町で9月28日、秋サケを味わうイベントが開かれイクラ丼が無料で振る舞われました。

 標津町の「あきあじまつり」は特産の秋サケから作った「イクラ」を丼にして毎年無料で提供しています。

 2025年も秋サケが不漁で一時は中止も検討されましたが、何とか500食を用意し実施することができました。

 「お値段も高くなってるんで無料でいただけてありがたい」(来場者の女性)

 「(Q.どうお味は?)おいしい」(女の子)

 イクラの生産は標津町内の水産加工会社で本格化しています。

 秋サケから筋子を取り出しほぐしたあと、特製のしょうゆだれに漬け込んでいきます。

 この会社によりますと秋サケの不漁で卸値は2024年より約6割アップし、500グラムのもので7000円ほどに上がりました。

 イクラの価格高騰は正月のおせちなどに影響を与えそうです。

北海道文化放送
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