延岡市では、停電で信号機が消えた場合に備えようと、警察官が手信号の訓練を行いました。

訓練には、延岡署の若手警察官5人と、交通課の警察官7人が参加。
地震や台風などで信号機が消えたという想定で、訓練を行いました。

若手の警察官は、交差点の中央に立ち先輩からアドバイスを受けながら、直進や右折などの合図を出していました。
また、手信号を交代する手順や発電機で信号機を動かす方法も学んでいました。

(参加した警察官)
「警笛の吹き方をはっきり、短く、大きくすることを意識したほうがいいと思いました」
「交通整理を行うのは大変だと思いました。難しかったので、次はうまくできるように頑張ります」

延岡警察署では、2019年に発生した竜巻で管内26カ所で信号機が消え、発電機や手信号で対応したこともあり、今後も訓練を続けて災害に備えたいとしています。

テレビ宮崎
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