雲南市立病院で看護補助者を務める会計年度任用職員が、入院患者の現金を盗んでいたことが分かり、市立病院はこの職員を9月25日付けで懲戒免職処分にしました。
病院職員：
「被害に遭われた患者様、ご家族の皆様に対し心より深くお詫び申し上げます」
懲戒免職処分を受けたのは、雲南市立病院で入院患者の身の回りの世話を行う看護補助者を務めていた会計年度任用職員です。
市立病院によると、この職員は9月17日、病室で患者の財布から1000円を盗んだことが患者の指摘で発覚。
その後の病院による調査の結果、患者10人から現金合わせて5万4000円のほか、病室で使うテレビカード7枚、ガーゼやマスクなど医療用の備品も盗んでいたことが分かりました。
現金を盗まれた患者の一部は警察に被害届を出していて、市立病院は9月25日付けで懲戒免職処分としました。
この職員は、病院の聞き取りに対し「生活費に使った」と話しているということです。
