9月20日から始まった「動物愛護週間」。
26日は、広がりを見せる保護犬の「推し活」についてお伝えします。

日なたに集まる犬に、眠たそうにしている犬。
いろいろな角度から犬の撮影が行われています。

これは保護犬の「推し活」向けのサービスに登録するための写真です。

撮影が行われていたのは神奈川県の保護犬シェルター。

保護犬の「推し活」が広がりを見せる中、今回、シェルターが保護動物を支援するシステムと新たなタッグを組みました。

里親に出会うマッチング率を高めつつ、シェルターへ経済的支援をすることが目的です。

シェルターの運営資金は、これまで大きな課題となってきました。

新たに始まったサービスでは、利用者は投稿されている画像や動画から「推しの仔」を見つけて、いわゆる「投げ銭」300ポイント単位で応援することができます。

飼い主になりたい人だけではなく、「保護犬を飼いたいけど飼えない」という人のニーズにも応えます。

25日時点で、この施設でトップのポイントを獲得しているのが“虎ちゃん”です。
現在5歳(推定)、4年前に保護されました。

神奈川ドッグプロテクション代表・菊池英隆さん:
1人でも多くの人に知ってもらい、シェルターにいる子たちに光が当たり、良い結果になれば。

今回のサービスへの登録が6月に始まって以降、これまでに全国約20カ所のシェルターと連携。

新しい取り組みがどこまで広がりを見せるのか?
保護犬の「推し活」に温かい目が注がれ始めています。

今後はライブ配信やトークショーなど、イベントなどの仕組みを企画する予定だということです。