アメリカのトランプ大統領は25日、トルコのエルドアン大統領と会談し、ロシアからの原油購入を停止するよう求めました。
会談の冒頭、トランプ氏は「ロシアがウクライナに対し破壊的行為を続けるなかで、エルドアン大統領にはロシアからの原油購入をやめてもらいたい」と述べ、エルドアン氏にロシア産の原油の購入をやめるよう直接求めました。
トランプ氏はこれまで、中国やインド、トルコなどが「ロシアの資金源となる原油の購入を通じてウクライナ侵攻を支援している」と繰り返し非難しています。
エルドアン氏は「トランプ氏が主導する和平への努力を信じている」と応じましたが、原油購入の停止には触れませんでした。
今後、トランプ氏はトルコへの制裁解除や戦闘機の売却をめぐり、譲歩を迫る可能性も指摘されています。