台風15号に伴う大雨で、静岡空港の駐車場が冠水し、場内にあった約300台が浸水したことを受け、県が排水機能の調査を実施することがわかりました。

静岡空港の第5駐車場では9月5日、台風15号に伴う大雨の影響で敷地面積の約7割が冠水し、場内にあった車 約300台が数cmから1m浸水しました。

県によると、静岡空港の排水施設は国が定める基準の10年確率雨量110mm/hにより設計・施工されていますが、当日は1時間降水量が最大で113.0mmと基準を超えていたということです。

こうした中、県が排水機能の調査や専門家などからの意見聴取を実施し、原因を分析するとともに短期・中長期的な対策を検討することがわかりました。

このほか、静岡空港では法面の一部が崩落し、土砂が調節地に流入したほか、排水施設が破損したことも明らかになっています。

テレビ静岡
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