「食用ホオズキ」の特産化を目指す長野県富士見町に、力強い助っ人です。学校の畑で栽培している地元の小学生が菓子店などとコラボして新商品を開発しました。
富士見小学校の2年生が収穫しているのは「食用ホオズキ」。観賞用と違い、袋のような「ガク」の中の実を食べることができます。
富士見小 2年:
「実がオレンジ色のホオズキがいいと思います。甘酸っぱいです」
町や農家などが特産にしようと取り組んでいて、子どもたちも学校で育てています。今が収穫の最盛期です。
富士見小 2年:
「これいい、これとかいい」
たくさんの実が採れました。
さて、収穫したばかりのホオズキを持って訪れたのが、駅前の飲食店。
富士見小 2年:
「2年生のホオズキです、おいしい料理を作ってください」
店主:
「頑張って作りますからね」
実は町内の店とコラボし、子どもたちが育てたホオズキを使った新商品を開発したのです。
続いて、近くの和菓子店へ。
ここでは、すでに「ほおずきだいふく」が販売されていて、売れ行きは上々です。
そして、最後に訪れたのは菓子店・泉屋。9月25日から「ほおずきチョコケーキ」の販売が始まりました。
店員:
「1個取ってください」
児童が試食―。
富士見小 2年:
「おいしい」
「ホオズキが、チョコと合ってておいしいです」
甘酸っぱいセミドライのホオズキが、甘いケーキのアクセントに。
菓子店「泉屋」・真道早江子さん:
「一生懸命育ててくれたホオズキなので、おいしくお菓子にしたいなと」
富士見小 2年:
「でっかく作っておいしく食べられたらいいな」
「もっと育てて世界に広げたいです」
自分たちで育てたホオズキで地域を元気に。実は11月上旬まで収穫できそうです。