沖縄のビールメーカー「オリオンビール」が25日、東京証券取引所のプライム市場に上場しました。
沖縄県の製造業として初めての上場です。
売り出し価格は1株850円でしたが、買い注文が殺到し、初値がつかない状況が続いています。
「オリオンビール」は、沖縄県を代表するビールです。
県外にもファン層が広がる中、売上高は過去最高となりました。
首都圏でもポップアップストアを展開し、グッズ販売にも力を入れています。
1000株以上の株主になると、優待でTシャツかビールがもらえます。
ポップアップストアに訪れた客からは「オリオンビール大好きなのでしょっちゅう買ってます。いろんなコラボがあって、ビール好きにはたまらないかわいらしいデザインが良い」「(もっと)関東や東京近郊でも手に入るようになったらすごくうれしいと思いますし、もっと手軽に飲めるようになるのは、すごく喜ばしいと思います」といった声が聞かれました。
知名度をさらに高め、販売を強化していく狙いですが、ファン層の掘り起こしにつながるのかが焦点です。