セミコンテクノパーク周辺の交通渋滞改善に向けて県道大津植木線の多車線化と中九州横断道路へつながるアクセス道路の着工式が23日、行われました。
いずれも2028年度の完成を目指します。
【後藤 祐太 アナウンサーリポート】
「JASMの目の前を通る県道大津植木線を拡幅する工事がいよいよ始まります。最大で6車線化も可能となる34メートルの道幅に広げられます」
県道大津植木線の多車線化はセミコンテクノパーク周辺の4.7キロ区間。
現在の2車線の道路が最大6車線化も可能となる道路に拡幅され、3カ所の交差点は立体交差として整備されます。
またアクセス道路は菊陽町原水周辺から新たな道路を造り一部県道を拡幅するなどし国が整備を進める中九州横断道路の合志インターチェンジまで3.5キロの区間で
4車線で整備されます。
23日は、菊陽町で着工式が行われ木村知事は「二つの道路はセミコンテクノパーク周辺の渋滞緩和に向けた重要な縦軸と横軸でありTSMCの進出効果を県内に波及できる」と期待を寄せました。
そして関係者で鍬入れをして工事の安全を祈願しました。
総事業費は195億円で国の交付金を活用し県が整備を進め、いずれも2028年度の完成を目指します。