子どもたちが働く楽しさや税金の仕組みについて学べるイベントが金沢市内で開かれました。

このイベントは県内の企業や金沢税務署などが毎年開いていて会場の金沢港クルーズターミナルにはおよそ30の県内企業や警察、消防などの団体が職業体験ブースを出展しました。
参加した子どもたちは簡易スタジオを使ってニュース原稿が読めるアナウンサーコーナーや消火用ホースを持って撮影が出来る消防士コーナーなど思い思いに憧れの職業体験を楽しんでいました。

子供:
「重かった。(Q夢は何ですか?)消防士です。だってかっこいいから」
「楽しかったです。お仕事の大変さが分かりました」

記者:
「ずらりと並んでいるのは金沢の子どもたちが考えたまちを良くする税金の使い道。この中からグランプリが選ばれます」

また、会場では子どもたちの自由な発想で税金のより良い使い道を提案する「税の使いみち総選挙」が開催され金沢市内15校の小学生およそ1100人からアイデアが寄せられました。
審査の結果、粟崎小学校の6年生元林依茅佳さんの「未来の子どもたちが子育てと仕事を両立出来るよう子育て支援に税金を使って欲しい」という提案がグランプリに選ばれました。

イベントの担当者は税金の仕組みや県内企業の職業に触れながら働くことへの関心を高めてほしいと話していました。

石川テレビ
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