8月に酒田市で横断歩道を渡っていた女子中学生がはねられ、現在も意識不明となっている事故で、山形地検酒田支部は「過失運転致傷」の罪でドライバーの男を起訴した。
過失運転致傷の罪で起訴されたのは、酒田市の無職・佐藤幸史被告(62)。
起訴状によると、佐藤被告は8月28日、酒田市亀ヶ崎の十字路交差点で車を運転中、停止した前の車を追い越し、横断歩道を歩いて渡っていた女子中学生をはねたとされている。
女子中学生は頭を強く打ち、現在も意識が戻っていない。
警察は、軽自動車を運転していた佐藤被告を「過失運転致傷」の疑いで現行犯逮捕。
その後、より刑が重い「危険運転致傷」の疑いに切り替えて送検していた。
しかし検察はその後の捜査をうけ「危険運転致傷」での起訴を見送り、9月17日に「過失運転致傷」の罪で起訴した。