9月23日は彼岸の中日。山形市の寺では朝から墓参りをする人の姿が見られた。
晴れ間が広がった23日朝の山形市。
緑町にある正願寺では、彼岸の中日を迎え墓参りに訪れる人の姿が見られた。
秋の訪れを感じさせる涼しい風が吹く中、訪れた人たちは墓に水をかけて掃除をしたり、花を手向けたり手を合わせたりして先祖の霊を供養していた。
(墓参りに来た人)
「きょうお彼岸は母の命日でもある。きょうにあわせてお参りに来た」
「妻の実家の墓。亡くなったおばあちゃんには教えてもらったし大変世話になった。そういう気持ちで手を合わせた」
「いつもご先祖には感謝しかない。家族全員みんな幸せに暮らしている。本当にありがとうございます、それだけです」
住職によると、2025年は「彼岸の入り」が20日(土)だったため、週末のうちに墓参りを済ませた人が多いという。
正願寺は26日までの彼岸の期間中、約3000人の墓参りを見込んでいるという。