被爆80年を迎え、核戦争を防ごうと活動する世界の若手医師らが自転車で広島から長崎までを目指すイベントが始まりました。
出発地、広島市の平和公園に集まったのはIPPNW=核戦争防止国際医師会議の日本支部に所属する医学生や世界各国の若手医師ら18人です。
医学生らは来月、長崎市で開催されるIPPNW世界大会に向けて平和公園の原爆ドームから自転車で長崎の平和公園まで向かう予定です。
途中で、原爆資料館を見学するなどして、被爆の実相や戦争被害に触れます。
IPPNW日本支部学生若手医師部会・長崎大学医学部医学科4年
中石花音さん「一度ストッパーが外れると連続的に核の脅威が増えていくと思うのでそれをなんとか若手の力で抑止できたり少しでも弱められたらいい」
一行はきょう平和公園を出発し、今月28日に長崎の平和公園に到着する予定です。