IOC(国際オリンピック委員会)は19日、ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手について、2026年2月に開かれるミラノ・コルティナ冬季五輪で、個人資格の中立選手としての参加を認めると発表しました。
IOCによりますと、中立選手として出場する場合は国旗や国歌の使用が禁止され、団体競技には参加できません。
また、開会式での代表団によるパレードにも加われないとしています。
さらに、侵攻を積極的に支持した選手や、軍や治安当局に所属する選手は中立選手としても参加を認められないということです。
参加の可否を判断する資格審査委員会には、国際体操連盟の渡辺守成会長(IOC委員)も加わります。
同様の措置は、2024年夏のパリ五輪でも取られていました。