全国でクマの出没が相次いでいることを受け兵庫県では、人への被害を防ぐため、対策会議が開かれました。

兵庫県豊岡市ではことし5月、農作業中の男性がクマに襲われてケガをしたことなどを受け、クマのエサである柿の木を伐採しました。

【地元の住民】「こうやって柿の木を切ってもらって、出てくる確率がやっぱり減りますねそれがありがたい」

クマによる被害は全国で相次いでいて、ことし4月から先月末までに全国で5人が死亡。

兵庫県内でも去年、クマの捕獲数は「362頭」と過去最多を更新しました。

こうした現状を受け兵庫県はきょう=19日、有識者などが参加する対策会議を開きました。

【兵庫県立大学・横山真弓教授】「今現在の問題個体は駆除をせざるをえませんが、そういったクマを作らないような取り組みとして、集落に誘因物をないようにする」

クマは冬眠する前に大量にえさを食べるため、これからの時期により注意が必要だということです。

関西テレビ
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