5年に1度の国勢調査を前に、19日朝、鹿児島県の職員らがJR鹿児島中央駅前でチラシなどを配り、回答への協力をよびかけました。

「おはようございます。国勢調査にご協力お願いします」

国勢調査は国内の人口や世帯数などの実態を把握するために、5年に1度行われる統計調査で、20日から県内の各世帯に国勢調査員が訪問して、調査書類を届けることになっています。

19日朝は通勤通学の時間帯にあわせて、JR鹿児島中央駅前で県の職員らが道行く人にチラシやポケットティッシュを配り、国勢調査への回答の協力をよびかけました。

調査票は記入の上、郵送するか、二次元バーコードを読み取ってインターネットを通じて回答することもできるということです。

県総合政策部 統計課・田島将龍主事
「朝の通勤時間ということもあって、皆さん結構、受けとってくれて非常に良いPRになった。国勢調査は全員参加の調査となっているので積極的に取り組んで欲しい」

ところで県警によりますと、9月、県内では50代の女性と70代の男性から国勢調査の名目で、自宅を訪問してきた人がいると相談が寄せられているということです。

県警では、総務省や国勢調査をかたる不審なメールや、国勢調査員が金銭を要求したり、銀行口座の暗証番号などを求めることはないとして注意をよびかけています。

鹿児島テレビ
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