9月22日に告示される自民党の総裁選に向けて19日、鹿児島県内の党員約1万6600人に投票用紙が発送されました。
19日朝、鹿児島市の自民党県連で運ばれているのは総裁選の投票用紙です。
9月22日が告示日ですが、離島を抱える鹿児島県連では早めに発送するということで、県内の党員約1万6600人分の投票用紙が車に積み込まれ、発送されました。
自民党県連・藤崎剛幹事長
「参議院議員選挙が終わってから、この国の政権がどうなっていくのか、大変心配をかけたり、お叱りを受けたりした。党員にはよく考えてもらって一票を投じてもらえたら」
石破総裁の退陣に伴う自民党の総裁選には、これまでに前幹事長の茂木さん、元経済安全保障担当大臣の小林さん、官房長官の林さん、前経済安全保障担当大臣の高市さんが立候補を表明していて、農林水産大臣の小泉さんも立候補の意向を示しています。
党員票の開票は各都道府県連で10月4日に行われ、党本部で合算された上で、各候補者の得票数をもとにあわせて295票が割り振られます。
これに加えて自民党の国会議員295人が1人1票を投票し、あわせて590票で争われます。
1回目でいずれの候補者も過半数に達しない場合は、上位2人で決選投票が行われ、新たな自民党の総裁が決まるということです。