万博キャラクターのミャクミャクとコラボした駅弁の販売が、19日から東京でも始まりました。

開店前には行列ができたようですが、その人気の理由を調べてみました。

19日午前5時半前、東京駅構内は人影もまばらですが、ある駅弁専門店には目を疑う光景が。
大混雑の店内、そのお目当ては「ミャクミャク ひっぱりだこ飯」です。

大阪・関西万博で大人気となっている公式キャラクター「ミャクミャク」が、老舗駅弁店・淡路屋の「ひっぱりだこ飯」とコラボ。

タコつぼ型の陶器には、さまざまなポーズのミャクミャクがデザインされ、お値段は1980円。

関東では19日から東京駅で先行販売がスタートしましたが、販売開始が午前5時半だったため、早朝から店が大混雑となっていたのです。

しかし、販売開始前から多くの人が並んだため、午前5時20分に販売開始。
わずか7分ほどで売り切れたということです。

購入できた人に話を聞くと、午前4時半ごろから待っていたといいます。

購入できた人:
改札が開いたと同時に入ったが、3人目だった。(販売開始時)正確にはわからないが、100人以上いた。実物を見て、つぼがかわいくて大切にしようと思った。

関西では18日から販売開始しましたが、売り切れが相次いでいて、フリマサイトには容器だけの出品がずらりと並んでいます。
中には定価の3倍以上で売れたものも。

購入できた人:
ミャクミャク人気があるのはすごくうれしい半面、フリマ(出品)とかは悲しい。

この駅弁は10月1日から取扱店舗が大幅に増え、淡路屋のオンラインストアでも販売が始まります。

1万5000個の数量限定としていますが、淡路屋は「想定以上の反響があり、増産も検討している」ということです。

ミャクミャク人気も相まって、連日多くの来場者が訪れている大阪・関西万博。

10月13日の閉幕まで残り1カ月を切り、駆け込み需要も増加。
19日も開場の午前9時過ぎには、東ゲート前は長蛇の列ができていました。

博覧会協会によると、18日の一般来場者は約21万人で、平日としては過去最多となり、開幕からの累計が2000万人を突破しました。

現在、閉幕日までの来場予約枠はほとんど埋まっていますが、予約がキャンセルされた場合や来場日の2日前に一部開放される枠で予約することは可能だということです。

入手済みで使用されていない入場券も多くあり、博覧会協会は早めの予約を呼び掛けています。

関西テレビ
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