プロバスケットボールB1の秋田ノーザンハピネッツの選手やヘッドコーチが18日、新シーズンの開幕を前に県庁を訪れました。プレシーズンゲームで3年ぶりの優勝を果たした勢いそのままに、チャンピオンシップ進出を目指します。
ハピネッツはBリーグのプレシーズンゲーム東北カップ決勝で、同じB1の仙台89ERSを下し、3年ぶりの優勝を果たしました。
新シーズン開幕に向けて好スタートを切る中、前田顕蔵ヘッドコーチや田口成浩キャプテン、タナー・ライスナー副キャプテンらが18日、県庁を訪れ、10月4日に迫ったシーズン開幕戦に向けて鈴木知事に躍進を誓いました。
前田ヘッドコーチは「本当に選手たちが頑張ってくれて久しぶりに東北カップで優勝することができ、たくさんの人に岩手の会場に来てもらい応援してもらった。その応援が力になるし、少しでも一つでも明るいニュースを届けられるように一生懸命頑張りたい」と語りました。
これに対し、鈴木知事は「チャンピオンシップ出場、そして優勝と期待している。秋田を盛り上げてほしい」と激励しました。
ハピネッツにとって新トップリーグBプレミア参入前の最後のシーズンです。新戦力5人を含む12人で持ち味の激しいディフェンスをさらに磨き、4シーズンぶりのチャンピオンシップ進出を狙います。
タナー・ライスナー副キャプテンは「力を持っている選手たちがけがから復帰したら、またチームとして強くなると思うのですごく楽しみにしている。チームの編成もすごく成功したオフシーズンだったと思うので、それに加えて若い選手、栗原選手や元田選手も東北カップで成長した姿を見せてくれた。今シーズンしっかりチームとして戦い抜けば良い結果になると思う」と意気込みを語りました。
ハピネッツはシーズン開幕戦を10月4日、5日にアウェーで迎え、東地区のサンロッカーズ渋谷と対戦します。