タクシー事業を行う大分県別府市の「はとタクシーグループ」の2社が、新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金など合わせて1億9000万円余りを不正に受給していたことがわかりました。

県内で発覚した同様の不正受給の金額としては過去最高額です。

不正受給が発覚したのは「別府はとタクシー」と「東はとタクシー」です。

大分労働局によりますと、いずれも2020年から2022年の間、新型コロナの影響などで従業員を休ませて雇用を維持した企業に対し、国が休業手当として補填する雇用調整助成金などを不正に受け取ったとされています。

2社は従業員を休ませていないにもかかわらず嘘の申請を行い、合わせて1億9338万円余りを受け取っていたということです。

東はとタクシーは「粛々と対応していきます」と話し、2社とも不正に受けとった助成金は返還を進めているということです。

テレビ大分
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