２０２５年８月、熊本市内のマンションの一室で『メンズエステ店』を名乗りながら、性的なサービスを提供した疑いで、９月１７日に店関係者の男２人が逮捕された。２０２５年６月に風営法の罰則が強化されてから、熊本県内では初の逮捕者だ。
プラス追加料金で性的なサービスか
メンズエステ店で女性セラピストからマッサージを受けた男性客に、男らがささやいた意味深な言葉…「２回目はもっと楽しめますよ」。その言葉通り、次からは通常料金プラス追加料金で性的なサービスが提供されていたという。
逮捕されたのは、メンズエステ店の従業員・畑上海斗容疑者（２５）と無職・本田倖聖容疑者（２１）。
警察によると、２人は、熊本市内のマンションの一室で営業するメンズエステ『アロマ優艶』で、男性客数人に対し、女性従業員に接客させ、性的サービスを提供した疑いが持たれている。２人の認否について、警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていない。
性的興奮をあおるような衣装で接客か
「違法な風俗店があるので、取り締まってほしい」と２０２５年３月に熊本南警察署に情報が寄せられ、警察が捜査を開始。８月７日に熊本市西区二本木のマンションで。また、８月２２日に熊本市中央区本山のマンションで、営業中にそれぞれ性的サービスの提供が確認できたことから、警察は９月１７日夜に２人を逮捕した。
実際に店で使用されていたという衣装には、内側が透けて見える、性的興奮をあおるような衣装で接客させていたという。
風営法をめぐっては、２０２５年６月に２年以下の拘禁刑・２００万円以下の罰金から、５年以下の拘禁刑・１０００万円以下の罰金などに強化された。
罰則強化以降の逮捕は熊本県内では初めてで、警察は、第三者の関与や余罪などを調べている。
（テレビ熊本）
