麻薬成分を含む液体物をアメリカから日本に営利目的で輸入した疑いで、熊本・菊陽町に住む男が逮捕された。警察と長崎税関は、共犯者がいるとみて入手経路など調べている。

麻薬を営利目的で日本に輸入した疑い

麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、菊陽町津久礼に住むタクシー運転手・篠崎進容疑者(43)。

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警察によると、篠崎容疑者は2025年6月から7月の3回に渡って、アメリカから麻薬成分『THC』を含む液体計386.54グラムを、営利目的で日本に輸入した疑いが持たれている。

警察は、篠崎容疑者の認否や供述について捜査に支障があるとして明らかにしていない。

警察と長崎税関は共犯がいるとみて捜査

2025年6月、長崎税関が「送り先が菊陽町の国際宅配物から、ゼリー状の黄色い液体物を見つけ麻薬成分を検出した」などの情報を警察に提供。

警察は、7月に篠崎容疑者を麻薬特例法違反の疑いで現行犯逮捕していて、今回が2回目の逮捕となる。

篠崎容疑者は麻薬成分を含む粘土の高い液体を、タオルやファイルに挟んで密輸したとみられている。

また、長崎税関は麻薬輸入未遂の関税法違反の疑いで、篠崎容疑者を9月17日付で熊本地方検察庁に告発している。警察と長崎税関は、共犯者がいるとみて入手経路など調べを進めている。

(テレビ熊本)

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