18日は秋雨前線が南下し、お昼前後は雨が激しく降る時間もありました。長野市の戸隠神社では突然、立ち木が倒れ、近くにいたオーストラリア人の参拝客がけがをしました。当時、付近で落雷があったという情報もあり、警察が原因を調べています。
アスファルトの上で砕け、ばらばらになった幹や枝。場所は長野市の戸隠神社中社の駐車場です。
消防によりますと、18日午後0時半ごろ、通行人から「木が倒れ、女性に当たってけがをしている」と通報がありました。
けがをしたのは参拝に訪れていたオーストラリア国籍の45歳の女性です。長野市内の病院に搬送され、左腕の骨を折る大けがをしたとみられます。倒れた木が当たった可能性があるということです。
近くにいた観光客は当時の様子について―
観光客:
「ロータリーの所のそば屋に雨がひどくて避難しました。20分ぐらい土砂降りになってから1回ピカッと光って、ドシャーンという雷の音がしました。午後0時10分ぐらいだったかな」
神社の関係者によりますと、倒れたのは杉の古木とみられ、腐食も進んでいたということです。
警察は倒れた木は、落雷の影響を受けた可能性もあるとみて、原因を調べています。