稼働中に排出する二酸化炭素が実質ゼロとなる自動販売機が、岩手県内で初めて北上市の半導体製造工場に9月17日に設置されました。

二酸化炭素の排出が実質ゼロとなる自動販売機が設置されたのは、キオクシア岩手の北上工場です。

これは「カーボンオフセット」という仕組みを活用した自動販売機で、盛岡市に本社がある「みちのくコカ・コーラボトリング」が設置しました。

キオクシア岩手ではみちのくコカ・コーラボトリングのサポートのもと、自動販売機を稼働させる電力に再生可能エネルギーを使ったとみなす証書を取得していて、これにより二酸化炭素の排出を実質ゼロにすることができます。

この工場では9月9日から9台の自動販売機がカーボンオフセットをとり入れたものに切り替わりました。

キオクシア岩手 柴山耕一郎社長
「多くの従業員がいる中で身近に環境対策を考えることができるのは素晴らしいことだと感激している」

みちのくコカ・コーラボトリングでは、今後県内でこの自動販売機の設置台数を増やし、環境に配慮した取り組みを進めていく方針です。

岩手めんこいテレビ
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