大阪の道頓堀で消防隊員2人が死亡したビル火災から1か月です。延焼原因の一つとされる外壁の広告について、過去にも複数回設置許可の期限が切れていたことがわかりました。
先月18日、大阪市中央区で起きたビル火災では消防隊員2人が犠牲になり、1階部分から出た火が外壁の広告を伝って上に燃え広がったとみられています。
外壁広告は大阪市の条例で広告を設置する場合事前に許可を得る必要がありますが、この広告の許可期限はことし2月で切れていて、許可の手続きは火災の後に行われていました。
さらに、この広告が6年前と3年前にも期限までに更新されず、数か月たってから許可の手続きがされていたことが新たにわかりました。
業者は取材に対し「一切答えることができない」としています。