中国人の旅行客らを対象に女性を売春目的で派遣した疑いで摘発された風俗店が、およそ2年半前から違法営業を続けていた疑いがあることが分かりました。
無店舗型風俗店「阪崎屋」の店長で中国籍の関博容疑者(32)ら3人は、大阪府内のホテルなどに男性客と売春させる目的で従業員の女性を派遣した疑いが持たれていて、容疑を否認しています。
警察によると、関容疑者らは旅行客など日本に滞在する中国人を対象にしていたとみられ、その違法な営業はおよそ2年半に及ぶ疑いがあることが新たに分かりました。
ホームページには売春行為を禁止する文言が書かれていましたが、警察は関容疑者らが旅行客らを狙った違法な売春ビジネスで多額の利益を得ていたとみて実態解明を進めています。