県内の最低賃金が78円引き上げられ、1031円になることが決まりました。
過去最大の引き上げ額で初めて1000円を超えます。
学識経験者や労使の代表者などでつくる長崎地方最低賃金審議会は、18日午前、4回目の会合を開きました。
県内の最低賃金について審議会では物価高など経済事情を総合的に判断し、過去最大となる78円を引き上げ1031円とする案を長崎労働局に今月2日、答申していました。
労働組合側から17日、さらなる引き上げと一日も早い発効を求める異議申し出があり審議しましたが、答申通り、最低賃金を11031円に改正することが決まりました。
九州・沖縄地区の答申では長崎は福岡・大分・熊本に次いで4番目に高い額となっています。
新しい最低賃金は今年12月1日からです。