北海道東部・釧路湿原周辺でのメガソーラー建設が問題となっている釧路市で、設置を許可制とする条例案が議会で可決されました。

 釧路市議会が可決したのは、メガソーラー設置を許可制とする条例案で、出力10キロワット以上が対象です。

 タンチョウなど5種類の希少生物が生息する可能性が高いエリアで、事業者に生息調査などを義務づけ、従わない場合は許可せず、事業者名を公表します。

 「国の法律での裏付けがなければ、なかなか我々の条例だけでは難しいところもございます。しっかり法整備に向けて要望等続けてまいりたいと思っています」(鶴間秀典市長)

 条例は10月1日に施行され、2026年以降に着工する事業に適用されます。

北海道文化放送
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