長野県教育委員会と県は合わせて6人の懲戒処分を発表しました。このうち2人は自転車で酒気帯び運転をしたとして警察に検挙されました。

県教育委員会と県は9月17日、合わせて6人の懲戒処分を発表しました。このうち2人は自転車の酒気帯び運転で、停職1カ月です。

1人は北信地区の小学校の養護教諭の女性(29)で、2025年4月、職場の懇親会で飲酒した後、自転車を運転。警察官に呼び止められ酒気帯び運転の疑いで検挙されました。始めは自転車を押して歩いていましたが、「早く帰りたい」との理由で自転車に乗ってしまったということです。

もう1人は県健康福祉部に所属する医師の男性(28)です。男性職員は2025年7月、勤務終了後に飲食店で酒を飲み自転車を運転。警察官に呼び止められ、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。男性職員は「法律違反という認識はあった」「公務員としてあるまじき行為をしたと深く反省している」と話しているということです。

このほか、県教委は自家用車で衝突事故を起こし相手に全治3カ月のけがを負わせた特別支援学校の教諭(29)、31キロオーバーのスピード違反をした高校教諭(61)を戒告の処分としています。

また県は建築関係手続きの書類を偽造したとして県建設事務所の男性職員(42)を停職6カ月、生活保護業務で不適切な事務処理を行った県健康福祉部現地機関の女性主査(53)を減給の処分にしています。

長野放送
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