IT会社の社長がおよそ2900万円を脱税した疑いで刑事告発されました。
東京国税局から刑事告発されたのは、都内でITエンジニアの派遣を行う「株式会社BSS」と田中誠社長です。
田中社長は、架空の請求書を取引先に作成させ、架空の仕入れ高を計上するなどの手口で2024年2月までの3年間に約1億1800万円の所得を隠し法人税など約2900万円を脱税した疑いが持たれています。
関係者によりますと、不正に得た金は、不動産の購入などに充てていたということです。
田中社長は、FNNの取材に対し、「修正申告を行い、納税も完了しています」「今後はより適切かつ誠実な申告・納税を徹底する所存です」とコメントしています。