アメリカのトランプ大統領に近い保守系の活動家が殺害された事件で、検察は16日、逮捕された男に死刑を求刑する方針を明らかにしました。
ユタ州の大学で講演していた保守系活動家のチャーリー・カーク氏(31)が銃撃され死亡した事件で、検察は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人など7つの容疑で訴追し、今後、死刑を求刑する方針だと発表しました。
検察によりますと凶器とみられるライフルや銃弾から容疑者のDNAが検出され、事件後には銃を隠し服を処分していたということです。
ロビンソン容疑者は同居人に対して犯行を認めた上で「メッセージを削除し、警察には話すな」と指示し、家族には「世の中は邪悪すぎる。カーク氏は憎しみを広めすぎている」と説明していたということです。