長野県諏訪市の自宅に遺体を遺棄した疑いで56歳の男が逮捕されました。きっかけは「異臭がする」との近所からの通報で、警察は、連絡が取れない80代の父親とみて遺体の身元を調べています。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、諏訪市小和田南の無職の56歳の男です。

警察によりますと、8月16日から9月14日まで、自宅アパートの1室で、身元不明の遺体を放置して遺棄した疑いです。

9月14日昼前、近くの住民が「異臭がする」と通報し、駆け付けた警察官が遺体を発見しました。

男は、80代の父親と2人暮らしでしたが、父親と連絡が取れていないということです。

近所の住民によりますと、9年ほどの前に父親がアパートに入居し、その後、男も同居するようになったということです。

父親は生活保護を受給し、男は家に引きこもっているような状況で、周囲との交流もなかったということです。

男は調べに対し、容疑を認めているということで、警察は、遺体は父親とみて身元の確認を進めると共に、動機などを調べています。

長野放送
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