9月13~14日にかけて、暴風雨に見舞われた北海道。JR花咲線と函館線では、倒れた木と列車が衝突し、運休が発生しました。

 JR北海道によりますと、14日午後2時40分ごろ、北海道東部の厚岸町にある花咲線の上尾幌~尾幌の間で、釧路発根室行きの普通列車が線路上で倒木とぶつかりました。

 列車は上尾幌まで戻り、乗客16人はタクシーに乗り換えました。倒木は保線社員が撤去し
ましたが、この影響で14日の普通列車7本が運休。15日の普通列車が運休となります。影響人数は約180人です。

 また、14日午後6時ごろには北海道南部の七飯町にある函館線の七飯~大沼の間でも、函館発長万部行きの普通列車が倒木と衝突。衝撃に気づき、運転士が確認したところ、運転室の助士(右)側の窓ガラスにひびが入っていることが確認されたため、運転を中止しました。

 この影響で普通列車3本が運休となり、15日の普通列車1本も運休します。影響人数は約50人です

 さらに、14日午後2時30分ごろ、北海道東部の釧路町にある釧網線の遠矢~釧路湿原間では、釧路発網走行きの普通列車の運転士が線路上に倒れている木を発見し、停止しました。
 保線作業員による木の撤去作業の影響で、14日の普通列車9本が運休、15日も2本運休が決まっています。影響人数は約400人です。

北海道文化放送
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