アメリカのトランプ大統領に近い保守系の政治活動家が銃撃され死亡した事件で、捜査当局が容疑者の身柄を拘束しました。

アメリカ・ユタ州の大学で10日、保守系の政治活動家のチャーリー・カーク氏(31)が講演中に銃撃され死亡した事件で、地元の州知事やFBI(連邦捜査局)は12日に会見を開き、事件に関与したとみて行方を追っていたタイラー・ロビンソン容疑者(22)の身柄を拘束したと明らかにしました。

州知事などによりますと、ロビンソン容疑者は周囲に犯行を告白していて、家族の説得を受けて当局に引き渡されたということです。

ロビンソン容疑者が拘束された際、現場のカメラに映っていた人物と同じ服装でした。

事件前には家族で「カーク氏は憎悪に満ちていて憎悪を広めている」などと話題になったということです。

ユタ州知事:
(家族によると)事件前の夕食でロビンソン容疑者が、カーク氏が大学に来ると話していた。なぜカーク氏が嫌いかやカーク氏の主張について会話したということだ。

さらに、ロビンソン容疑者の家族は調べに対して、容疑者が近年、政治思想を強めていたと証言していて、捜査当局は今後、犯行に至った経緯などを調べることにしています。

フジテレビ
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国際取材部
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