教員らが女子児童を盗撮してSNSで共有していた事件を受け、名古屋市は12日、不適切行為が疑われる21人について新たに調査を進めることを決めました。
市の教育委員会が設置した調査委員会は、小学校や幼稚園などすべての教職員およそ1万7千人を対象に児童・生徒への不適切な指導について情報提供を求めていました。
調査委員会は寄せられた28件の情報を精査し、子供を膝に座らせるなどのスキンシップや、性的関心を疑わせる言動などが23件あり、教員ら21人について調査の必要があると判断したということです。
逮捕された教師らによるSNSのグループとの関連が示唆されるものや、ただちに警察への通報が必要となる情報はなかったとしていて、年内をめどに調査結果をまとめる方針です。