本拠地での連勝を狙った北海道日本ハムファイターズは、9月12日(金)の埼玉西武ライオンズ戦で相手先発・高橋光成の好投に苦しみました。
2回裏、清宮幸太郎がライト前ヒットで出塁すると、高橋の2度のワイルドピッチで三塁へ進塁。石井一成が三振に倒れ、先制のチャンスを逃します。
7回までわずか3安打に封じられた打線は8回、一死から矢澤宏太と野村佑希の連打で二死一、三塁のチャンスを作るも、今川優馬がバットを折りながら放った打球は一塁ライナーで二者残塁。無得点に終わります。
新庄剛志監督が「今まで見た高橋君のなかでも今日は一番よかった。あれはなかなか打てない」と脱帽するほどの投球でしたが、9回裏に意地を見せました。
先頭のレイエスがレフトスタンド上段へ第29号ソロ。続く郡司裕也、清宮、代打・水野達稀が3連打で無死満塁とし、スタンドは一気に追い上げムードに変わりました。ここで代打・水谷瞬がレフトへのタイムリーで2-7。さらに矢澤の二ゴロ併殺の間に清宮が生還し、3-7と迫ります。なおもチャンスでしたが、最後は代打・万波中正が二ゴロに倒れ、試合終了。
連勝はストップし、首位ソフトバンクホークスとのゲーム差は2.5に広がりました。