11日から冬季閉鎖の期間に入り、登山道が通行止めとなった富士山。
「イット!」が向かったのは5合目にある富士吉田口です。
姿を現したのは外国人観光客2人組です。
ルールを守り10日に入山・メキシコから来た登山者:
10日午後5時ごろ登り始めた。(Q.山荘は開いていた)11日が泊まれる最後の日と言っていた。
富士山では11日午前0時から全ての登山口が閉鎖。
この人たちはルールを守った最後の登山客になります。
ルールを守り10日に入山した登山客:
自分の都合がつく日がこの日しかなかったので。いい景色をたくさん見られたので登って良かった。
その一方で、通行止めを無視して驚きの行動に出る外国人観光客が。
2025年の登山シーズンが終了した富士山。
外国人観光客のほとんどが「(Q.入ってはダメと分かっていて入った)うん、そうだよ。でもあまり良い登山じゃなかった」「日程を前倒しにできなかったからきょう登らないといけなかった」などと登山道の通行止めは知っていたと説明。
更に、アメリカから来たという観光客は「水を持って行ってあげるんだよ。友達がケガしたから代わりに買いに行ってあげたんだ」と言い残し、通行止めのフェンスを越えて山頂のほうへと姿を消していきました。
静岡県は通行止めを違反した場合6カ月以下の拘禁刑、または30万円以下の罰金が科される可能性があると呼びかけています。