京都大学などの研究チームが、AIを搭載しスケートボードを乗りこなすロボットを公開しました。
報道陣の前に現れたのは、「スケボーロボット」その名も「フェーズ1」。
去年3月、研究施設ができた時にも、スケボーを披露していました。
AIで筋肉の動きや脳波を学習することで実現したスケボーロボット。
11日、新技をお披露目しました。
新技「スラローム」は、上半身と下半身を連動させて大きく動かすことで左右にターンして進むことができるように。板が傾いてもバランスを保つことができています。
でもなぜ、ロボットに「スケボー」なのか。
【ATR脳情報解析研究所・石井信所長】「スケートボードの板は地球上では決して遅くも速くもできない。そのうえでスケボーの上で身体制御をするということは実時間性(リアルタイムの動き)を担保しなければ決して実現できない。なお私はスケートボードはできませんがスノボーは大好きである」
人の全身運動の模倣が可能になることで、人手が不足する介護の現場や運送業などでの活躍も期待されています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月11日放送)