兵庫県姫路市の中学校で、理科の実験中に三角フラスコが破裂し、生徒と教師あわせて6人がけがをしました。

姫路市の教育委員会によると、きょう=11日午前、姫路市立山陽中学校の1年生の理科の授業中、臨時教諭が亜鉛と塩酸を混ぜて水素を発生させる実験を生徒に見せていました。

実験中、三角フラスコ内に発生した水素に引火してフラスコが破裂し、生徒5人と臨時教諭が割れたガラスで額を切るなどのけがをしました。

通常は試験管を使うところ、三角フラスコを使い、火を近づけすぎたことが破裂の原因だということです。

教育委員会は、「臨時教諭の経験は豊富だった」と説明し、「適切な器具の使用や手順を遵守するよう厳重に指導する」と謝罪しています。

関西テレビ
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