北海道札幌市の中心部に“牧場”が誕生します。
9月13日、再開発が進むビルの跡地に期間限定で農業とアートの交流拠点がオープンします。
それに先立ち、一足早くその概要が公開されました。
「ぽっかりと空いたビルの跡地。札幌市中心部に期間限定のファームが誕生します」(八木 隆太郎 フィールドキャスター)
札幌市中央区北2条西4丁目。
複合商業施設「赤れんがテラス」と「札幌グランドホテル」に挟まれた一等地で、9月13日にオープンするのが「SAPPORO CULTURE FARM/凹場anaBa」です。
2022年に閉館した「北海道ビルヂング」解体後の跡地で、「農とアート」をテーマにした空間です。
牧場をイメージしたつくりになっていて、さまざまなイベントや展示などが行えます。
2026年以降は野菜を栽培する構想もあり、北海道産の食材が味わえるキッチンカーの出店も予定しています。
「どうしたのこれ、牧場? びっくりしました」
「人が結構通ると思うので利用しやすいと思うし、良さそう」(いずれも街の人)
再開発の工事が行われるまでの間、土地を有効活用するために札幌市や民間企業などがタッグを組んで交流拠点を作るという新たな取り組みです。
「いろいろな意味でのファーム。畑だけではなくコミュニティーを育んだり、やりたいことにチャレンジしてみたり、街の活力が育まれるようなエリアになっていくといい」(SAPPORO PLACE MAKING LABO 林 匡宏 代表)
開業は9月13日土曜日で、15日まではオープニングイベントも開催されます。