9月8日、北海道網走市の林道で、軽乗用車の中から遺体で見つかった男女3人は、司法解剖の結果、急性一酸化炭素中毒で死亡していたことが分かりました。

 8日午前10時50分ごろ、網走市美岬の林道で「林道に駐車している車がある。近づいて確認すると車に目張りがしてある」と目撃者から警察に通報がありました。

 通報から約50分後、駆け付けた警察官が林道に止まっていた軽乗用車の車内から、男女3人の遺体を発見しました。

 警察によりますと、車のエンジンは停止し、ドアはテープで目張りされていて、車内には練炭が置かれていたということです。

 3人はそれぞれ、福岡県在住の30代男性、10代後半の女性、オホーツク総合振興局管内在住の10代後半女性で、司法解剖の結果、いずれも死因は急性一酸化炭素中毒と分かりました。

 警察は自殺した可能性が高いとみて、3人の関係などを調べています。

北海道文化放送
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