ダーツの勝負に負けた男性を脅し現金57万円を脅し取ったとして、北海道旭川市に住むいずれも24歳の、無職の男とパート従業員の女が恐喝の疑いで逮捕されました。
2人は、和寒町に住む20代の男性に対し、飲食代を名目に現金を脅し取ることを企て、SNSのメッセージ機能を使って脅迫。1月7日、旭川市内の量販店で現金57万円を脅し取った疑いが持たれています。
調べによりますと、男は2024年末、旭川市内で飲食していた男性にダーツの勝負を持ちかけました。
男は勝負に負けた男性に対し、飲食代として高額な金額を支払うよう求めましたが、男性が渋ると「闇金の知り合いがいるぞ」「人を殺せばチャラにしてくれるみたいだよ」「包丁持って行く」などと脅したということです。
女は男から指示を受け、男性から手渡しで現金を回収したということです。
調べに男は「まあやったっすね。女と2人でやった」などと容疑を認めています。
一方、女は「現金57万円くらいを受け取ったのは事実です。でも脅しとったわけではありません」と、容疑を一部否認しています。
男性と容疑者2人は面識がありましたが、詳しい関係は分かっていません。
警察はダーツの勝負をした経緯や動機、余罪などについて調べています。