国の特別天然記念物「タンチョウ」の生息地、北海道東部の鶴居村でソーラーパネルの設置計画が浮上し、景観維持のため、鶴居村は民有地を購入する方針です。
鶴居村が購入を検討しているのは、タンチョウの撮影スポットとして知られる音羽橋から南東に約1.5キロの民有地です。
ここは橋からの撮影時の背景になる場所で、関係者によりますと、一時、大阪市の事業者がソーラーパネルの設置を計画していました。
鶴居村は景観維持のため、釧路湿原国立公園の区域外の民有地、およそ7.5へクタールの購入に向け、土地の所有者と価格交渉などをしています。
鶴居村は「法的拘束力のない既存の条例などで対応するのは難しい」としています。